今回ご紹介するのは、マルマンの無地ノート「ニーモシネ」。
以前別な記事で無地ノートを愛用していることを書いたんだけど、今回紹介する「ニーモシネ」の無地ノートが抜群に良かったから紹介したい。

ちなみに僕が購入したのは特殊無地・横型・A5サイズのN183Aという商品。
ニーモシネの基本情報
マルマンと言えば、オレンジと深緑の表紙のスケッチブックが有名だと思う。
で、そんなマルマンが「ビジネスノートの「ソノサキ」へ」というキャッチフレーズで展開しているのがニーモシネ(Mnemosyne)なんだ。
黒ベースに黄色を差し色にしたシャレた見た目のノートで、派手過ぎず地味すぎない見た目はかなり好き。

ニーモシネのラインナップは概ね以下の通りで、僕が購入したのは無地・横型・A5サイズだ。
- 罫線・方眼・無地
- 縦型・横型
- A3・A4・A5・B5・B6
僕が購入したN183A(特殊無地・横型・A5サイズ)の基本スペックを紹介する。
品番 | N183A |
本体サイズ | 160×210mm |
本文サイズ | 148×210mm |
表紙素材 | PP |
枚数 | 70枚 |
製本仕様 | ツインワイヤ |
価格(税込) | 715円 |

たかがノートにしちゃ値が張るんだけど、この記事を読んでもし興味が湧いたら少し奮発して購入を検討して欲しい。
ニーモシネ、いい。
評価の難しい切り取り線
ニーモシネはビジネス用を想定しているのか、切り取り線がついている。

- ノートに色々書く
- 切り取る
- そのままスキャン・コピー
例えば上記のような使い方に便利なんだろうけど、僕は完全にプライベート用でノートを切り離すことは皆無だから全く必要ないんだ。
もし「切り取り線を有効活用している」「切り取り線が魅力でニーモシネを選んだ」て人がいれば、是非意見を聞かせて欲しい。
決して煽ってるわけではなく、純粋に切り取り線の活用方法と魅力を知りたいのだ。
ニーモシネの良い点
ニーモシネの良い点を紹介する。
- 書きやすさ抜群の紙質
- 横型ノートラインアップ
書きやすさ抜群の紙質

ニーモシネの良い点としてまず真っ先に挙げたいのが、その書き心地の良さ。
以前別な記事で、ジェットストリームエッジを愛用していることを書いたんだけど、ジェットストリームエッジはペン先が極細なことで書き味がややガリガリしているんだ。


ただ、ニーモシネは紙質が良いのか、ジェットストリームエッジでもあまりガリガリ感なくスラスラ書ける。まじで。

「ノートなんて書けりゃなんでもいいでしょ」スタンスだったんだけど、ニーモシネによって「ノートは書き心地でしょ」スタンスに価値観が変わったことには自分でも驚いている。
紙に厚みがあって表面がさらりとしている(感じがする)から、流れるように書けるし筆圧強めな僕でも全然裏抜けしない。
紙質の知識は皆無で理屈はさっぱりなんだけど、明らかに普段愛用しているコクヨの無地ノートとは書き味が違うことはわかる。
もちろんコクヨの無地ノートを一方的にディスってる訳ではなくて、コスパやB5ラインアップのある安心感はコクヨに分があるし、僕はニーモシネもコクヨも使い分けながら愛用していくつもりだ。
コクヨ無地ノート愛の溢れる記事は下記参照。

ところで、筆記具売り場でよくペンの試し書きができたりすると思うんだけど、あれのノートバージョンも設置したらどうだろう。
ニーモシネの書き心地の良さ、体感すればきっと買いたくなると思うんだよね。
横型ノートラインナップ
ニーモシネのラインアップに横型を設定した開発者、好き。
ノートといえば縦型が当たり前だと思っていたんだけど、横型であることは購入の決め手となった大きな要因なんだ。
というのも、僕のデスクは天板奥行が50cmとやや狭めなんだけど、そんな狭めなデスクに横型ノートは抜群に使いやすい。
下の写真、横型ノートだからこそのフィット感を見て欲しい。

A5ノートを横置きしているところなんだけど、キーボートと僕の間に無理なく置ける。これがいい。
たぶんA4も置けそうだから、次回はA4購入を考えている。
それと、僕は書きにくい(リングが手に当たる)からリングノートが嫌いだったんだけど、それはあくまで縦型ノートの場合であって、横型の場合はリングのデメリットも見事に消し去ってくれるんだ。

リングの性能が良いのか、ページをめくるときに引っ掛かりがなくものすごくスムーズ。
ニーモシネ、リング性能にも抜かりはない。
ニーモシネのイマイチな点
続いて、ニーモシネのイマイチな点を紹介する。
- 無地のB5サイズが無い
無地のB5サイズが無い
これは完全に好みなんだけど、僕はノートでB5サイズが一番好き。
何より小学生の頃から慣れ親しんだサイズ感というのもあって、「ノートと言えばB5!」なんて固定概念があるのも正直なところだ。
ただ、ニーモシネの無地タイプはA4とA5のみのラインアップで、B5がない。
僕が今回購入したA5サイズはB5より一回り小さい。

A5に慣れれば何てことないんだろうけど、まだ慣れない僕にとっては「ちょっと小さいな」というのが今の使用感。
A5はコンパクトでいいんだけど、少々物足りないから次回はA4を購入しようと思う。
生産コスト的な問題があるのかもしれないけど、「ノートはB5派」の僕としては、B5ラインアップを期待したい。
マルマンさん、よろしく頼む。
書き心地と見た目にこだわるならニーモシネ

といことで、愛用ノート「ニーモシネ」を紹介してみた。
僕が感じる良い点・イマイチな点は改めて下記にまとめておく。
書き心地の良さは是非体感して欲しいし、横型ラインアップは僕の心をグッと掴んだ。
ジェットストリームエッジの0.28mmでサラサラ書けることには本当に驚いていて、ジェットストリームエッジの欠点だったガリガリな書き味がすっかり解消される。
ジェットストリームエッジとニーモシネの愛称は良くて、ジェットストリームエッジ愛用者には是非試してもらいたい。
イマイチな点として、無地ノートに僕の好きなB5サイズがないのは残念ではあるんだけど、B5にこだわらなければ何の問題もない。
それと、ノートにしては価格が高い気もするけど、実際に使ってみると値段相応の価値はあると思うんだ。
少なくとも僕は価格に見合った魅力があると思う。
これからもよろしく、ニーモシネ。
そしてマルマンさん、B5サイズをよろしく。

